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#STAY HOME ■美術的感覚を養う 絵の発達段階とは?

子どもの好きを伸ばしたい!お家で出来るモンテッソーリ教育#オウチモンテで、子育てを実践中!子育てコミュニケーション心理学講師のみつだますみです。

先日、5つの課題を挙げました。

■美術的感覚を養う
■算数脳を養う
■自然に触れる
■音育
■お料理  

なぜ、1番に『美術的感覚を養う』だったのか?!

その理由は、3つあります。

  1. 私は割と好きだったり得意な方なのですが、夫はあまり得意でないから。(いつも美術館とか付き合ってくれて、ありがたいです。)
  2. 尊敬している先生から、4-5歳の子どもが描く絵は、どんな大人が描く絵よりもアートだよ。と言われ、その方の家にはお子さんが描いた油絵が飾ってあったから。(真似したいと思っているのです・・・・。はい。)
  3. 息子は、お絵描きに苦手意識を感じてる???(も、もう、何でもいいから興味を持ってーーーーーと言うレベル)

モンテソーリ教育の考えの中で、0歳から6歳の間を『敏感期』と呼び、人生のどの時期よりも物事を吸収できる時期と言われています。
特に、言語は胎内にいる時から始まり、感覚は0歳児から五感をフルに使って子供は吸収していきます。五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)なので、決して美術的な部分にfeaturしているわけではないのですが、とかく『絵を描く』ことに対して苦手意識があるように感じるため、この長い休みの期間を使って息子に沿った美術的感覚を伝えていけたら良いなと思っています。
そして、少しでも興味を持ってもらいたいなぁと。。。
と言う理由で、ダントツNO.1となりました。

また、実際の息子の絵で、発達段階を確認してみました。
見返してみて、ゆっくりではあるけど、発達段階内に入っているなと感じ少し安心しました。そして、今後の対策を見出せた気がします。

目次

  1. 絵の発達段階
  2. しなやかな心を作る『創作』について

絵の発達段階

子どもの描く絵に6つの発達段階があるそうです。
そして、大人になると描けなくなるとか。。。。

なぜ、4-5歳の絵がアートの塊なのか??もわかりました。

1:擦画期(さつがき) 1−2歳

読んで字のごとく、擦り付けて描く絵。
誰もがここから始まります。

2:錯画期(さくがき) 1歳6ヶ月−3歳

意思のある線をなぐり描き!
絵の好きな子は、この時期になぐり書きを充分にした子だそうです。
うちの子、足りてなかったかな?!まだ、間に合うかな??

3:象徴期(しょうちょうき) 3−4歳

お話をするようになり、線のかたまりや円形らしき物を指して、「りんご」とか「お母さん」と言うようになります。
ただし、その形からは想像もできない時もありますが、子どもの中で、それが何か!ということを伝えようとしてくれます。
三角や四角、円らしきものが記号のように象徴的に現れるから、象徴期と呼ばれています。
そして、考えてから描くのでは無く、描きながら考えるという感じ。

4:カタログ期 3−5歳

この時期は自分の知っている形が色々と描けるようになります。
絵の特徴は、描かれた物同士が全く関係がないことであり、大小関係、因果関係、つりあいなどがとれていません。が、木を描いたかと思うと次は魚、太陽といったように脈絡なく並べていきます。そして、描かれている形は説明されなくても十分に理解できます。また、商品のカタログが並んでいるように描かれているので、カタログ期と呼ばれています。

5:図式前期 5−6歳

図式前期の子どもの絵には「ベースライン」特徴的に描かれています。
これは、地面との境界に一本の線が引かれ、その上に家、木、花、人物などがこのベースラインの上に並びます。
空は上にあり、空の境界にも線が引かれていたり、地面は常に下にあったり。よって、ベースラインも画面の下方ギリギリに引かれることも多いです。また、画用紙の下の縁をベースラインと考える子どもも多く見られます。
地面と空の間はよく何も描かれていない空間になりますが、ここは「空気」であって、ここには何も存在しないから描いていない絵も多いそうです。

いわゆる写実画のように一視点から見えているものを描いているのではなく、「自分の下には地面がある」「自分の上には空がある」「自分のそばには木がある」「家、木、花も自分と同じように地面の上にある」というように、客観的な視点ではなく自分を中心に物との関係を理解し描いている時期であり、この時期の子どもの空間認識なのです。
自由に表現ができるようになると、描くことに対して、秩序的な部分が芽生え始めている感じですね。

6:図式後期 7歳

立体的な表現が可能になってきます。見えた通りに描くことができるようになり、写実に興味を持ってきます。物を見て描く方法はこの時期から出発させることが重要と言われています。
図式後期以前に写実を強要すると、子どもの認識に追い付いていないため理解の消化不良を起こす時があるそうです。
あくまでも個々の発達段階を見て、時期にあった指導を心がけていかなくては・・・。ですね。

しなやかな心を作る『創作』について

ちょうど、4歳2ヶ月を迎える息子。
まさに、象徴期とカタログ期を行ったり来たりしている絵が多く、なるほど!と思っています。

絵は、ボールペンで、コピー用紙の裏を使って描きました。
大きな方が『お母さん』、小さな方は『お父さん』だそうです。
お父さんは、眼鏡を掛けています。
お母さんは、大きな手があります。
特徴を捉えていることが見て取れます。

『絵の発達段階』から推測して、発達状況も、表現の方法にしても、色々と秩序が備わってくる前段階。今更ながらのなぐり書きをたくさんして?!また、五感で体感することを通して、一緒に学んでこうと思っています。

秩序が揃う前段階は、思ったことを無秩序に絵にできる時期。いわゆる、誰かの顔色や、頭で考えて自分を抑えず表現出来る時期でもあります。
『描く』だけに捉われず、自由に『創作』したり『表現』することを覚えることで、しなやかな心を見つけ、心の解放の一つの手段として体得してほしいなと思っています。

『描く』に留まらず、『創作する』手段として、下記のアイテムを使っていこうと思っています。身近なアイテムばかりです。

  • 折り紙
  • 年度
  • 絵の具
  • クレヨン
  • パズル(図形)
  • 文字

さあ、毎日が忙しくなりそうです。

無理せず、楽しい#stayhome をしましょうね。

be curious
みつだますみ

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